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平成26年12月 血液透析について

内科部長 岩井中 陽一

 「腎臓」がなんらかの原因により働かなくなると、生命の危険にさらされます。その時、機械に腎臓の働きを代理させることで生命・生活を維持していくのが透析治療です。

 腎臓の働きが失われる原因としては、急激に起こる急性腎不全と徐々に進行する慢性腎不全があります。現在、腎不全の原因として増加しているのは、糖尿病の合併症である糖尿病性腎症と高血圧に伴う腎硬化症です。特に糖尿病性腎症は平成10年に透析導入の原因疾患としてトップになり、平成23年には透析患者さんの数でもトップになるほど著しく増えており、注意が必要です。

 透析治療のしくみは、まず患者さんの血液をポンプで体外に取り出し、半透膜である透析膜を介して透析液(生理食塩水に近い液体)と接触させ、その後に体内(血管内)へ戻すというものです。透析液と接触したときに不要な老廃物や水分が排出されます。この原理を改良してさらに様々な物質を除去する血液浄化療法も開発されており、当院でも必要に応じて施行しています。

 当院では、透析治療が必要となった方には早急に対処して、またその後もできるだけ快適な人生を送っていただくように心がけておりますので、心配な方は一度ご相談ください。

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