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平成26年4月 新診療棟整備にむけて

院長 麻野井 英次

 市民病院の役割は地域住民が「このような環境のなかで生きて、老いていきたい」という安心できる街づくりを、医療面から支えることです。

 地域医療における安心の一つは、「緊急事態に対応できる質の高い医療体制」です。これまで市民病院が力を入れてきた救急医療や循環器医療などの急性期医療がこれに当たります。新診療棟にはCT室や心カテ室に直結した新救急室が整備されますので、より迅速で質の高い急性期医療が可能になります。

 地域医療におけるもう一つの安心は、「高齢社会に対応できる医療体制」です。このためには急性期だけでなく回復期から在宅医療・介護までの医療連携が必要です。市民病院は今後、2か月間入院治療ができる地域包括ケア病棟を設置し、リハビリなどの回復期医療を充実させます。

 また、地域の医療機関と連携して高齢者が安心して在宅医療を受けられる診療計画も進めています。さらに健診、ドック、出前講座などの一次予防だけでなく、新診療棟完成後には疾病の二次予防プロジェクトを発足させ、病気であっても苦痛なく長生きできる生活習慣の普及にも努めたいと考えています。

 高齢社会にむけて、これからは地域の実情に合った医療を供給する体制が求められます。新診療棟完成までに射水市の中核病院として、急性期医療だけでなく回復期から在宅医療までを視野に入れ、急性期対応と高齢化対応という二つの安心を支える市民病院をめざしてまいります。

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