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平成23年9月 夏バテでしょうか・・・?

内科副部長 堀 幹夫

 9月になりましたが、まだまだ残暑厳しい日が続きます。私たちの体には、暑くなると皮膚の血管を広げて汗を出すことにより、体温を一定に保とうとする働きがあります。そして、この体温調節は自律神経の働きによります。夏バテでは、自律神経のバランスが崩れ、食欲不振・下痢・便秘・頭痛・発熱・めまい・集中力の低下などのさまざまな症状を伴うことがあります。

 改善・予防法としては、十分な休養と、ビタミンやタンパク等のバランスのよい栄養補給を心掛けることが大切です。また、熱中症予防のために、水分・塩分の補給もこまめにする必要があります。

 ここで注意を要するのは、単なる夏バテだろうと思っていても、大きな病気が隠れている可能性があることです。軽い食欲不振や倦怠感の陰に、初期のがんが隠れている場合があります。高齢者の食欲不振は、発熱がなくても肺炎の症状であることがあります。集中力の低下やめまいは、脱水で起こる脳梗塞と鑑別しなければなりません。

 「夏バテかな」と思われる症状が続く場合には、念のため一度受診していただき、隠れた病気がないか確認する必要があります。お気軽にご相談ください。

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