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平成22年11月 糖尿病について

内科部長 堀 宏之

 現在、我が国では800万人近い糖尿病患者が存在するといわれており、糖尿病予備軍も含めると2,000万人近い方々が患っていると考えられています。

 かつて糖尿病は「食うに困らない一部の人々がかかる贅沢病」という感じで、一般の方たちには縁遠い疾患でしたが、この半世紀の間にすっかり身近な国民病になってしまいました。我々日本人の体が変わってしまった訳ではなく、
 (ⅰ)食生活が大きく様変わりしたこと
 (ⅱ)乗用車など移動手段の発達で確実に運動量が低下したこと
 (ⅲ)寿命が延び高齢化したこと  などが原因としてあげられます。

 さらに我々日本人は元々遺伝的に、欧米人に比較して血糖を下げるホルモンであるインスリンの分泌が少ない事も大いに関係しています。様々な糖尿病治療薬が開発されて臨床の現場で使用していますが、それ以上に大事なのは「食べ過ぎないこと」と、余分なカロリーを「運動して燃やすこと」です。そしてそれを成し遂げる患者さん自身の自覚です。

 当院では毎週金曜日に糖尿病教室を開催していますので、ぜひご参加下さい。

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