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平成22年10月 アナフィラキシー

麻酔科部長 竹林 毅

 アナフィラキシーとはアレルギー反応の1つで発症頻度はまれですが、急激にそして全身に激しい症状を呈するものです。症状としては皮膚症状(赤くなる、かゆくなる、じんましん)、循環器症状(血圧低下、頻脈または徐脈)、呼吸症状(声のかすれ、呼吸困難)、消化器症状(腹痛、嘔吐)などで重症の場合は死に至る場合もあります。

 原因物質として食物、薬物、虫刺し、ラテックス(天然ゴム)の4つが主要なものとされています。食物としては、鶏卵、乳製品、小麦、甲殻類、果物類などがあります。薬物としては、抗生剤、造影剤、消炎鎮痛薬などがあります。

 虫刺しとしては、ハチ毒が多く認められます。近年報告が多くなっているラテックスアレルギーは、天然ゴムを使用した製品すべてで起こる可能性があります。

 アナフィラキシーには再現性があり、初回より症状が重症化することがあります。過去に思い当たる経験がある方は、医療機関を受診したとき必ずお知らせください。

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