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平成22年9月 肩の痛み~腱板断裂~

整形外科医長 林 美希

 肩が痛いといっても原因はいろいろあります。肩関節は身体の深部にあるため、痛みの部位がはっきりしない事も多く、また、レントゲンで異常がない場合がほとんどであるため正確な診断は難しいのです。

 実際、五十肩と診断されて保存的加療を受けてもなかなか痛みが改善しない方の中に、腱板断裂(肩甲骨と上腕骨をつないでいる腱が切れた病態)が隠れていることがあります。腱板が切れていても時間経過とともに症状が軽快することもあるので、まずは注射や理学療法などの保存療法を行います。ただし、活動性の高い人で3か月以上痛みや力の入りにくさが続く場合には、手術を行うこともあります。

 当院では、関節鏡という小さいカメラを関節の中に入れて『肩関節鏡手術』を行っております。肩に1センチメートル程度の小さい穴をあけ、そこからカメラを入れて肩の内部を覗きながら手術します。従来の手術と比べて術後の痛みが少ない、傷跡が小さく目立たない、入院期間が短いなど様々なメリットがあります。

 肩の痛みで困っておられる方は気軽にご相談下さい。

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