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平成22年6月 高血圧と診断されたら・・・

内科/循環器科部長 高川 順也

 家庭での血圧値で上が135、下が85以上であれば高血圧と診断され、現在日本には約4000万人の高血圧患者がいると言われています。高血圧は通常自覚症状を伴わないことが多く、なかなか治療しようという気持ちが起きないかもしれません。

 しかし高血圧の状態が長く続くと動脈硬化が進行し、脳卒中・心筋梗塞・慢性腎臓病などの病気を発症する可能性が高くなります。これらの疾患により日常活動が制限され生活の質が低下することがあるため、より快適な生活を続けるためには高血圧と診断されたらなるべく早く治療を開始することが重要です。

 高血圧の治療は降圧薬の内服ですが、あわせて食事療法(減塩食・ダイエット)や運動療法が血圧を下げる助けになります。残念ながら高血圧を完治させる薬はないので、降圧薬は血圧をコントロールするために継続して内服していただく必要があります。

 高血圧の95%以上は原因不明ですが、一部の高血圧には何らかの疾患が原因となっているものがあり、原疾患の治療により高血圧が治癒する場合もあります。

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