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平成21年11月 妊娠中、授乳中の女性と新型インフルエンザ

婦人科医師 斎藤 真実

 新型インフルエンザが猛威を振るっています。妊娠中の人が新型インフルエンザに罹ると重症化しやすいと言われています。しかし症状が出てから48時間以内に抗インフルエンザ薬(タミフル、リレンザ)を服用することで重症化を防ぐことができます。

 妊娠中に薬を飲んで赤ちゃんは大丈夫かと心配されるかもしれませんが、これまで抗インフルエンザ薬で赤ちゃんに悪い影響が出たという報告はありません。むしろお母さんの全身状態が悪くなることのほうが赤ちゃんに与える影響は大きいので、発症したら最寄りの医療機関を受診し、抗インフルエンザ薬を服用しましょう。

 授乳中の人がインフルエンザに罹った場合は、母乳ではインフルエンザは移りませんが直接授乳をしたり赤ちゃんの世話をすると移してしまいます。抗インフルエンザ薬を2日以上服用し、熱が下がって咳や鼻水が止まってから赤ちゃんと接触するようにしてください。

 また、新型インフルエンザワクチンは妊娠中のいずれの時期でも接種できます。新型インフルエンザに罹った場合の危険性を考えて積極的に接種しましょう。

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