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平成21年9月 かむことの効能

歯科口腔外科部長 高櫻 大輔

 かむことの効能を表す「卑弥呼の歯がいーぜ!」という標語があります。
  ひ…肥満防止(満腹中枢に働きかけて食べすぎを防ぐ)
  み…味覚が発達(おいしさがよくわかるようになる)
  こ…言葉の発音がよくなる(はっきりとした言葉になる)
  の…脳が鍛えられる(かむことは脳を活性化する)
  は…歯の病気を予防する(虫歯や歯周病になりにくくなる)
  が…がん予防(だ液の効用によってがんを予防できる)
  い…胃腸の調子がよくなる(胃腸の負担を軽減する)
  ぜ…全身の体力向上(力いっぱい仕事や勉強ができる)

 よくかむことで消化酵素や抗菌作用を含むだ液の分泌が促進され、血流量が増加、体温の上昇作用もあって全身の免疫力が高まるといわれています。また、認知症防止や視力改善などの効果もあります。

 3世紀半ばごろ、邪馬台国の女王卑弥呼の時代には、一食あたり平均3,990回かんでいましたが、現代では600回程度に減っているという報告もあります。

 今の日本には食材があふれていますが、本来、和食はよくかんで食べることを考えて作られています。和食は洋食に比べてかむ回数が1.5倍多いといわれています。

 さまざまな健康法を取り入れることもよいのですが、まずは一工夫した料理をよくかんで食べましょう。そうすれば「健康力」はぐーんとアップしますよ。

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