現在の位置:ホーム 過去の健康コラム > 平成21年1月 手術を中心とした胃がんの治療

平成21年1月 手術を中心とした胃がんの治療

外科部長 湯口 卓

 我が国のがんによる死亡者数は32万人程度(2005年)であり、中でも胃がんの死亡者数は、男性が肺がんに次ぐ2位、女性は1位です。胃がんの症状には特有なものはありません。早期胃がんは一般に無症状であり、検診で偶然発見されます。進行がんになりますと、体重減少や下血、吐血といった消化管の出血がみられることがあります。

 検診や人間ドックで異常と判定された場合は、当院をはじめとした病院や医院でさらに詳しい検査を行います。高齢の患者さんや心臓など他の病気のある患者さんは、入院してから検査を追加する場合もあります。

 胃がんが確定し外科に入院されますと、十分な病状説明を行って手術日を決定します。全身麻痺に備えて検査や訓練を行います。そして手術を受けていただき、術後の離床や歩行などのリハビリ、食事の練習が始まります。一般的には術後2~3週間程度で退院となります。

 早期胃がんのほとんどが再発せずに治ります。ですから皆さん検診を受けましょう。また、進行がんには手術と補助化学療法を組み合わせた治療を行います。がんと診断された場合には勇気を出して、私たちと一緒に試練を乗り越えましょう。

現在の位置:ホーム  > 過去の健康コラム  > 平成21年1月 手術を中心とした胃がんの治療