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平成19年9月 骨粗鬆症について

整形外科医師 岡本 義之

 転んで骨折することは、老若男女を問わず誰にでも起こりうることですが、特に骨粗鬆症の方はちょっと尻もちをついたり、手をついただけといった軽微な外傷であっても腰椎、大腿骨、手関節といった部位に骨折を起こす可能性があります。
 骨粗鬆症とは骨の量が減って骨が弱くなる病気です。昔からある病気なのですが、近年平均寿命が延び高齢者人口が増えてきたために特に問題になってきています。男女比は2:8と女性に多く、特に閉経後の女性は性ホルモンが急激に減少し、骨を壊す破骨細胞の働きに骨を作る骨芽細胞の働きが追いつかなくなり骨粗鬆症となる危険が高まります。
 骨粗鬆症の予防にはカルシウムの十分な摂取、適度な運動、日光浴などが有効ですが、それでも骨量が減少してしまった場合には薬物療法を行っております。
 骨粗鬆症は目に見えない病気であり沈黙の疾患と呼ばれています。しかし、一旦骨折などの症状が出ると日常生活に非常に大きな影響を与えてしまいます。検診や医療機関において一度自分の骨密度を確認してみることをお勧めします。

(広報いみず 平成19年9月号より転載)

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