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平成18年2月 胃瘻について

外科医師 山崎 圭介

 胃瘻(いろう)とは、口から食事が十分にとれない患者さんの ために、おなかの壁と胃の壁につながる穴を造り、その穴に カテーテルを通して栄養(流動食)を補給する方法です。 胃瘻造設の事を、PEG(ペグ)とも言います。
 適応としては、脳血管障害、認知症などで自発的に食事を 摂取できない方や、摂取できてもしばしば誤嚥(ごえん)する 方などです。利点としては、ムセたりしにくくなるため、肺炎 を起こしにくくなります。また入院し点滴を行っていた方でも、 在宅での管理も可能となり、介護者の負担を軽減することも でき、入浴を行うことも可能となります。1日数回胃瘻チューブ をつなげて、栄養剤やお薬を注入することを、自分で行うことも 可能です。
 胃瘻造設は、胃カメラを用いて行い、約10分で行うことが でき、患者さんの負担が少なくてすみます。全身麻酔の必要も ありません。胃瘻チューブは約半年に1回、定期的な交換を 行うことにより、在宅で長期管理することが可能となります。 詳しくは医師にご相談下さい。

(広報いみず 平成18年2月号より転載)

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