射水市民病院
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2020年6月 顎関節症

2020年5月29日更新

歯科口腔外科部長 高櫻 大輔 

 大きな口が開けられない、口を開け閉めする時に顎(あご)の関節が痛い、顎を動かすと顎の関節で音がする。このような症状が一つでもあれば、顎関節症(がくかんせつしょう)かもしれません。

 日本顎咬合学会の調査によると、歯科医院を受診する患者さんの1割以上にこの病気がみられ、男女比では女性に多く、男性の約2倍、特に20代~30代の女性に多いことがわかっています。

【顎関節症の3大症状】

1 開口障害

 一般に日本人の最大開口量は前歯部で約4.5cm以上とされ、4cm開口できないと開口障害です。自分の指を3本縦にして入りますか?入らなければ、開口障害の可能性があります。

2 顎関節痛

 顎関節及び周辺の頬やこめかみが痛む。口を開け閉め、食べ物を噛む時など、顎を動かした時に痛むのが特徴です。

3 顎関節雑音

 顎を動かした時に耳の前あたりで「カクカク」「ジャリジャリ」「ミシミシ」といった音がする場合があります。症状が音だけの場合は、顎関節症予備軍と言えますが治療は必要ありません。

 上記の3大症状のどれかがあれば(複数ある場合も多い)、かかりつけ歯科医院や病院歯科を受診し、治療が必要か確認してもらうことが大切です。

 

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