射水市民病院
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平成30年10月 麻しん(はしか)について

2018年10月1日更新

小児科部長 長森 万里子

 今年の3月、沖縄県内で海外からの旅行客の一人が麻しんと診断され、その後他県にも流行が広がりました。この集団発生において、病院で感染したと思われる方や、これまでにも空港で感染が広がったという例があります。 

 麻しんの感染力は非常に強く、空気感染もするので、手洗い、マスクのみでは予防ができません。やはり、麻しんの予防接種が最も有効な予防法と言えます。

 現在、日本は麻しんの排除状態にあると認定されていますが、海外では多くの国で麻しんが流行しており、海外からの輸入例をきっかけにした集団発生が時々見られます。

 麻しんは合併症の多い疾患であり、特効薬もないことから感染しないのが一番です。流行してからワクチンを接種しようとしても手に入らないこともありますので、流行がみられる前からの対策が大事です。特に、医療従事者、学校関係者・保健福祉関係者など、麻しんにかかるリスクが高い方や麻しんにかかることで周りへの影響が大きい方はワクチン接種が勧められます。

 また、海外からの渡航者との接触の機会が多い空港・観光地・駅・商業施設などでは感染のリスクがあると認識しておきましょう。

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