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平成21年7月 緩和医療について

外科医師 森山 亮仁

 がんは日本における死因の第一位を占める病気であり、今なお増加傾向にあります。このような背景から、平成19年4月に「がん対策基本法」が施行され、その中にはがんの予防・診断(検診)・均一化された医療・疼痛緩和などが明記されています。

 緩和医療というと、看取りの医療・手の施しようがない末期状態といった状況を思い浮かべるかもしれませんが、実際の緩和医療は病気になったその時からスタートする医療です。その目的は「全人的苦痛の軽減」であり、身体の痛みだけでなく、精神的・社会的な苦痛に対しても早い時期から患者さんやそのご家族と関わり、苦痛の軽減に努めることです。

 当院でも緩和医療チームが患者さんと一緒に病気を理解し、前向きに緩和医療に取り組んでいけるよう心がけています。誰しも、自分が病気(特にがん)になった時は、不安になったり落ち込んだりすると思いますが、一日一日を大切に過ごせるよう私たちと一緒に乗り越えていきましょう。

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