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平成20年10月 ばね指と手根管症候群

整形外科医長  石 黒  基

○ばね指
  指を曲げ伸ばしするのが痛くて…時々カクンとひっかかる-そんな症状が出たらばね指(弾発指)です。指の使いすぎなどによって、腱鞘(けんしょう)が肥厚したり腱が肥大したりして生じる腱鞘炎の一つです。ステロイドの注射をすることで楽になりますが、繰り返すようなら局所麻酔をして腱鞘を切開する手術を行います

○手根管症候群
  女性に多い疾患で、人差し指、中指を中心にしびれ、痛みが出ます。薬指、親指に及ぶこともあります。明け方にしびれ、痛みで眼が覚めることもあります。ひどくなると母子球(親指の付け根の筋肉)がやせてきて、ボタンをかけるなどの細かい作業がしにくくなります。原因不明のことが多いのですが、妊娠、手関節の骨折後に生じる場合もあります。安静、投薬によって症状が改善しない場合には、正中神経を押さえている横手根靭帯を切る手術を行います。

  これらの症状に心当たりのある方は、整形外科外来の受診をおすすめします。

(広報いみず 平成20年10月号より転載)

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