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平成19年7月 小児の斜視について

眼科部長 岩瀬千絵

 斜視って一体、何?と思うかもしれませんが、片方の目がまっすぐ前を見ていてももう一つの目が外向きだったり、内向きだったり、上を向いたりする場合をいいます。つまり斜視とは両目の視線が同じ方向に向かない状態をさします。生後3ヶ月までの一時的な斜視は心配ありませんが、生後3ヶ月を過ぎてからも斜視が認められる場合は眼科医の診察が必要です。
 常に斜視の状態となっている眼は弱視になることが多く、眼鏡装用やアイパッチ訓練が必要になることがあります。また、斜視の種類や程度に応じて手術によって眼の位置を矯正することもあります。斜視による弱視は早い時期から眼鏡装用やアイパッチ訓練を行うことによってより良い視力が得られ、治療期間が短くて済みます。手術などにより早期にまっすぐな目の位置が得られると両目でひとつの物を同時に見る機会が与えられ、立体感も得ることができる可能性もでてきます。
 当院では小児の斜視患者の手術を県内の病院からご紹介を受け、手がけております。最初の受診に早すぎるということはありませんので、もし目つきがおかしいと思われるお子様がいらしたら眼科での診察をお勧めします。

(広報いみず 平成19年7月号より転載)

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